アブラヤシ農園の拡大により、生息地を追われ傷ついた野生のボルネオゾウやオランウータンを救出しています。
2005年1月にサバ州野生生物局(SWD)へ救出移動用の車を寄付し、サラヤ現地調査員を送りこみ、探索から捕獲、治療までを行い、現在も救出活動を継続しています。
救出活動の内容は、罠が絡まり足や鼻を締め付けられ痛みに苦しむゾウを捕らえ縄を取り除くなどの処置を行ったり、分断された森に隔離された餓死寸前のオランウータンの母子を捕獲し、保護林に放つなどの活動を行っています。
| 活動日 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 2005年 1月 | 「救出移動用車」をSWDに寄贈 | |
| 2005年 1月 | 「ボルネオ子ゾウ」1頭救出 | 右前脚にかかった罠を摘出 |
| 2006年 8月 | 「ボルネオ子ゾウ」1頭救出 | 胸に入った弾丸を摘出 |
| 2007年10月 | 「ボルネオ子ゾウ」1頭救出 | 右前脚にかかった罠を摘出 |
| 2007年10月 | 「オランウータン」母子救出 | 孤立した母子を保護林に放つ |
| 2009年 3月 | 「ボルネオゾウ」2頭救出 | 農園に迷い込んだゾウを保護林に放つ |
| 2010年 5月 | 「ボルネオゾウ」回遊ルート調査 | GPS(発信機)を設置してゾウの回遊ルートを調査開始 |
| 2010年 9月 | 「ボルネオゾウ」親子救出 | アブラヤシ農園に迷い込んだボルネオ象親子を救出 |
9月2日~9月10日にかけて、アブラヤシ農園に迷い込んだボルネオ象親子の救出に成功しました。
SWD(サバ州野生生物局)、及びドクター・セン獣医師協力のもと、アブラヤシ農園にて象の痕跡の発見し、追跡、捕獲。ケージへ誘導、森(保護林)に返すことが出来ました。
尚、ケージは旭山動物園から寄贈され、捕獲プロジェクトは当社スポンサーにて行われました。

ボルネオゾウの回遊ルートを調査し、実態を知ることで、確保しなければならない「緑の回廊」が明確となるため、調査データは重要な情報となります。
調査は、BCTをはじめSWD(サバ州野生生物局)とKOCP(キナバタカンガン・オランウータン保全プログラム)とカーディフ大学、サバ大学の共同プロジェクトで実施しました。
回遊ルートを探るべく、ボルネオゾウに発信機を取り付けるオペレーション活動費は、サラヤの資金で賄われました。
