ボルネオ
環境保全活動

サラヤは2004年からボルネオ島・サバ州で生物多様性の保全に取り組み、さらに持続可能なパーム油の活用と活動を広げてきました。
今後もこの取り組みにおいて、さらに努力を続けます。

植物原料"パーム油"に関する問題

私たちサラヤは、1952年の創業時から人、そして環境を考えて、天然素材(植物原料)を用いた商品づくりを行ってきました。

ところが、熱帯雨林を伐採してプランテーションを拡大するなど、パーム油の主要生産国のひとつであるマレーシア・ボルネオ島を中心に、さまざまな環境・社会問題を引き起こしています。
パーム油は、化粧品や洗剤に使われているだけでなく、揚げ油、インスタント麺、スナック菓子、チョコレートなど世界の食用需要を中心に消費が増加し、今や85%が食用として使われています。

もはや、「植物油=環境にやさしい・人にやさしい」と単なる一面だけで語る段階ではないのが現実。サラヤでは、この問題に目を向けて、できることから少しずつでも取り組んでいこうと各種団体と協力し、ボルネオの環境保全を行っています。

サラヤの取り組み

「ヤシノミ洗剤」をはじめ、パーム油関連ブランド「ハッピーエレファント」、「ココパーム」の各製品の売上げの1%が、ボルネオ保全トラスト(BCT)を通じてボルネオ島の環境保全に使われています。
具体的な活動内容としましては、「緑の回廊プロジェクト」「命の吊り橋プロジェクト」「動物の救出プロジェクト」「RSPO加盟・認証制度の普及」の4つのプロジェクトを行っています。

※ボルネオ保全トラスト(BCT)とは?
「ボルネオ保全トラスト=Borneo Conservation Trust」は、マレーシア・サバ州から認められたトラストで、失われた熱帯雨林だった土地を買い戻し、野生生物が行き来できる「緑の回廊」を回復させる計画などを行っています。

4つのプロジェクト

緑の回廊プロジェクト

アブラヤシ農園によって失われた熱帯雨林だった土地を買い戻し、分断された森(保護地)をつなぐことで「緑の回廊」を回復させる計画を、BCTとともに行っています。

命の吊り橋プロジェクト

アブラヤシ農園の拡大によって分断された森に隔離されたオランウータン。
急遽対処法として、吊り橋を作り、分断された森をつなぐことで命をつなげる試みをBCTと協力して行っています。

動物の救出プロジェクト

アブラヤシ農園の拡大によって生息地を追われ、住民が仕かけた罠にかかって傷ついたゾウをはじめ、分断された森に孤立したオランウータンを、BCTを通じて現地の野生生物局とともに救出・治療し、森へ返しています。

RSPO加盟・認証制度の普及

日本に籍を置く企業として初めて加盟。農園オーナーをはじめ農民や商社など、パーム油に関わる人々とともに環境に配慮したパーム油産業のルール作りを話し合い、RSPO認証パーム油の普及に努めています。